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ギリシア神話

ギリシア神話によれば、人間に養蜂を教えたのはアリスタイオスである。蜂蜜と人類の関わりは古く、スペインのアラニア洞窟で発見された約1万年前の壁画に蜂の巣から蜜を取る女性の姿が描かれている。メソポタミア文明の象形文字にも蜂蜜に関することがらが記載され、古代エジプトの壁画に養蜂の様子がえがかれている。中国でも古来より食されていたらしく、例えば袁術はその死の間際に蜂蜜入りの飲み物を所望したという話が伝わっている。蜂蜜はこのような歴史から世界最古の甘味料ともいわれている。

古代ギリシアの哲学者・アリストテレスは著書『動物誌』にて、養蜂について記述している。そこではミツバチが集める蜜は花の分泌物ではなく、花の中にたまった露であると述べている。

旧約聖書ではイスラエル人の約束の地・カナンが「乳と蜜の流れる場所」と描写されており、ハチミツは豊饒さのシンボルとして扱われている。

中世ヨーロッパでは照明用のロウソクの原料である蜜蝋をとるために、修道院などで養蜂が盛んに行われた。

19世紀にいたるまでは蜂蜜を得るには蜂の巣を壊してコロニーを壊滅させ、巣板を取り出すしかなかった。1853年、アメリカのラングストロス(L.L.Langstroth)は、可動式巣枠を備えた養蜂箱や蜜を絞るための遠心分離器を発明し、蜂蜜や蜜蝋の採取時にコロニーを崩壊させずに持続的にミツバチを飼育する技術である近代養蜂の開発に成功した。彼はこの成果を『巣とミツバチ』"The Hive and the Honey Bee"に著している。現在に至るまで養蜂の基本的な手法はラングストロスの方法と変化していない。(wikipedia参照)